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トッキー
2015.12.25 04:08政治・経済

育休で出生率向上なんてない!

シングルマザーの門弟から
「育休議員」について
寄せられた意見を
ご紹介します


宮崎という育休議員のニュースと、
小林先生のブログ、
この議員のことは知らなかったので、
HPを見てみたところ、
自身のHP上の
ブログで育休の記事をあげていたのですね。

出生率向上には男性の育児参加が不可欠とか。
永田町の人が、本気でそんなことが
少子化の理由になっていると
思ってるとしたら、
少子化の解決、改善など、夢のまた夢だと思います。
まったくのゼロではないにしても、そんなことは
根本的な原因の
次の次の次の次×10
くらいの問題です。
父親の育児参加の「参加」
というのも、
他人事?仲間外れ?みたいな
言葉でおかしいですけどね。
 
いっぽう今回のことで「ああ、やっぱりな」
と思ったのは、
永田町内、とくに自民党議員の
彼に対する違和感の声のひとつに、
「周りに迷惑をかけないように」というのがあって、
この「周りに
迷惑をかけるな」的な雰囲気が
民間企業の職場には確実にあり、
それが子供を生みたい有職の女性たちの
プレッシャーになって
いることは
確かだということです。
それと、育休議員に対する疑問の声の中には、
「議員自身が
育休を取る前に、
育休を取得できるための法整備をせよ」と
いうのもあるようですが、根本の部分に
手を入れなければ、
どれだけ法整備しても
絵に描いた餅にしかなりません。
 
収入はあがる見通しがないどころか、
いつ失うかわからない
雇用の不安定さ、
自分の身だけで日々の生活が目いっぱい、
将来不安。貰えるかどうかもわからないのに、
かつかつの
生活費の中から納めている
年金は、つい最近、博打と変わらない
運用によって何兆円と消えました。
また、グローバリズムを推し進めることで
広がった所得格差、
同じく崩壊した
共同体や教育現場によって、地域格差、
教育格差も広がる一方です。
民間企業(とくに中小企業)は生き残るために必死です。
社員に産休、育休を取らせたいのは
山々だけど厳しいという
一般的世間の状況が、
エリートにはわからないのでしょうか。
運よく産休や育休がとれたとしても、
民間企業の多くは、その間
給与の
支払いがされません。自分が率先して、
バリバリの有給
育児休暇を取れば
社会も変わるとでも思っているのでしょうか。

出生率を向上させるために、
この議員がするべきことは
育休取得、休むことではないはずです。
安心して子供を生み
育てられる
社会にするための経済政策を
いち早く打ち立てて
実践すること、
【正しい方向性で】仕事をすることのはずです。
それによって功を奏すれば、
育児休業だって取得しやすくなる。
やるべきことの発想、順番が違います。
 
というようなことをもう少し柔らかく、
育休議員のブログのコメント
に書き込もうと思ったら、
「承認されなければ反映されない」
とのこと。FBやツイッターも見てみましたが、
彼に賛同する
コメントしか載っていないようです。
聞きたい意見しか
聞きたくない
のだろうと思わざるをえません。


これに賛同している人って、
国会議員が率先して育休をとれば、
国民も広く育休が取れるようになる
と思っているのでしょうか?
あまりにも不可解だし、腹立たしくも思います。

トッキー

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